去年はバイクやカメラでお金が吹っ飛んだ。
(バイクにおいては、今もちょらちょら抜けていってるけど。)
今年は写真集で金が吹っ飛びそうなチバです。
こんにちは。
ユウちゃんとのデエトの前にブログ更新です。
もうすぐ美術史学専修の研修旅行ですな。
行きたかったけど・・・仕方ないわな。
しかし、写真集っつーのは何であんなに高いかね!?
買えぬ、何も買えぬー!
しかし・・・どうしても欲しい写真集がある。
Guy Bourdinの写真集「Exhibit A」。
(てか奈良とか・・・
夜行バスで京都行ってばーちゃん宅に泊まって
まったり観光するもんねー!(←強がってみる)
うそ。ホンマはみんなと行きたかったーーー!!!(泣)
皆様、気をつけていってらっしゃいまし。
お土産待ってる。土産話、土産写真何でもいいよ!
「テメェはおとなしくバイトしてな」
御上がそう言います。仰せの通りに。)
さて。
フランスの巨匠(と私は勝手に呼ぶ)、Guy Bourdin(ギィ・ブルダン)。
ここで簡単にブルダン氏のご紹介。
1928年、フランス・パリ生まれ。
フランス空軍政府機関に携わり、写真教練を受ける。
その後パリのデパートでレンズ販売員やアメリカ領事館の仕事も経験。
その後画家として厳しい生活を経験後、1955年にフレンチ・ヴォーグ誌に見出される。
MAN RAYと交友があり、シュールリアリストの影響を受けた彼のファッション写真は、非常に独創性かつ挑発的なものだった。見開きページでのイメージ展開が見事で、
次第に評価が高まっていった。
1966年からは‘70年代に黄金時代だったといえる靴のメゾン、シャルル・ジョルダンの
広告キャンペーンを手掛け一気に名声を得た。
Guy Bourdinは生存中、どんな好条件でも写真集制作や、作品のギャラリー展示を
拒否し続けたことで知られている。
「写真はそれを最初に掲載したメディア(彼の場合は主にファッション雑誌)のみに
属するべき。」
(これは画家として成功しなかったことの失望と挫折が深く関係していると
言われている。そ、それはなんか悲しいぞ!)
たとえファッション写真や広告であっても彼の興味は洋服や商品でなく、
それを通して自分のイマジネーションを自己表現することだった。
1991年に亡くなってから10年が経過し、 その作品の全貌が息子のサミュエル氏に
よって編集され、写真集「Exhibit A」として2001年に発表された。
(参考URL
http://artphoto-site.com/index.html「Art Photo Site」)
写美で、彼の、初の日本展が開かれています。
で、午後から行ってきました。
(Guy Bourdin展は27日の土曜で終わり。)
フジタもそうやったけど、展覧会が終わるギリギリ!
でも藤田嗣治展とは違って、拝観者も少なかったので、
ゆ〜っくり拝むことができました。
真っ暗の展示室。
闇の中でブルダンの写真がライトに照らされていて、
またその写真が官能的なもんだから、私の心臓は終始ドキドキしっぱなしでしたよ。
自制心が壊れる音が聴こえたね。
「ヒョ、ヒョヒョヒョーーーー!!」
(・・・もう、キモくてホンマすいません)
彼の写真は、上記の通り雑誌が主な媒体で、
つまりいわゆる「商業写真」なんやけど、
あれらは「アート写真」(って言葉はあるの?)に成り得るよ。
だって美術館で展示されていても何の違和感も無かったもの。
彼の写真は、コンピューター、フォトショップといったツールがなかった時代の
ものとはホンマ思えません。
現代のリタッチされまくった写真にも負けない鮮やかな色彩と光を表現していました。
赤を主に、カラフルで一見健康的に見える彼の「作品」(と云ってしまっていいのか?)
なんだけど、その裏側にはミステリアスで暗〜いエロティシズムが隠されている気が
する。
まーーーじ、EROかったんです。
(えーっと、ここからはR18でお願いします。
えーっと、洗面所(洗面台と鏡の前)で女の人2人を横から撮っている写真で、
後ろ側の女の人(どっちも下着?ビキニ?姿)が、前側の女の人のブラジャー
(ビキニ?)のホックをつけてあげているところを撮っているんですね。
・・・説明が下手です。
あ、この写真は最近出された「PHAIDON」の表紙として使われているようですね。
気になる方はそちらをチェックして頂きたい。
これねぇ・・・遠くから見ると、ホンマにビックリする。
「え、えぇ?!」ってな感じで思わず二度見。「・・・た、立ちb(自粛)?!」
いや、冗談抜きなのです。
そして、隣で偶然同じように二度見をしていたお兄ちゃんと目が合って、
ちと気まずいムードになりました・・・は、はは。)
い、いやぁ、楽しいですね〜

(Guy Bourdin HP(
http://www.guybourdin.org/index-jp.html)内ギャラリーより)
彼の写真のトリミングは常に、体や頭が切断されています。
上記のビキニの女の人の写真も、首から上は写されていない。
脚(マネキンの切断された脚)だけが写っている写真(上のようなの)も多いです。
被写体を刃物で殺すような。(これは考え過ぎか)
鮮明で綺麗な写真。
その視点を裏返すことによってエロティシズム、
あと「死の恐怖」みたいなものを垣間見ることが出来た(気がする)。
・・・曖昧ですいません。
うーん。
光沢がある地獄を見た!!って感じ、かなぁ。あーダメ。抽象的だ。すいません。
あの展示室の闇のせいかもしれんけど、図録だけ見ても鳥肌はたったね。
しかし、あの展示の仕方はなかなかよかったと思います。
ブルダンの写真を展示するなら絶対、周りは真っ暗でしょ!と、私も思っていて、
入った時「キター!」って感じでしたもん。
あ。図録を買ったので、皆様見てみて下さい。
ティッシュのご用意を!
(ハンカチじゃだめです。)